BLUE GIANT の部屋

作品概要

あらすじ

宮城県仙台市に住む高校生・宮本大は、漠然とした日々を送っていた。ある日、偶然出会ったジャズの音楽に強烈な衝撃を受け、サックス奏者になることを決意する。兄の協力を得てサックスを手に入れた大は、来る日も来る日も河原で猛練習を重ねる。

しかし、初めてのジャズバーでのライブでは、その情熱とは裏腹に未熟な演奏を酷評され、大きな挫折を味わう。それでも彼は諦めず、音楽教室の講師から指導を受け、ひたむきに技術と表現力を磨き続ける。プロのサックス奏者を目指すことを決意した大は、高校卒業と同時に上京を決断。東京へと旅立つ前に、かつて自分を酷評した観客の前で、成長した自身の音を再び響かせる。