アンダーニンジャの部屋

作品概要

あらすじ

太平洋戦争後、GHQによって解体された忍者組織は、紛争やテロの時代に入り一度は消滅したかに見えた。しかし、実際には多くの忍者が日本国内の官民、あらゆる組織に潜伏し、約20万人もの数が暗躍していた。

だが、全ての忍者が活躍の場を得ているわけではない。末端の忍者の中には職にあぶれ、ニート同然の生活を送る者もいた。その一人である雲隠九郎は、ある日、上層部からの指示を受け、最新鋭の装備と共に一つの高校への潜入任務を命じられる。これは、現代日本に生きる忍者の知られざる戦いを描く物語である。