僕とロボコの部屋

作品概要

あらすじ

西暦20XX年は、超高性能なメイド型ロボット「OM（オーダーメイド）」が各家庭に行き渡るほど普及した時代である。
しかし、ごく普通の小学生、平凡人（たいら ぼんど）の家には、まだOMがいなかったのである。彼は友人たちが持つ可愛いOMとの生活を夢見ていた。
ある日、友人たちのOM自慢に刺激されたボンドは、母親を説得して念願のOMを手に入れることになる。ところが、彼の家に到着したのは、常識外れの見た目と破天荒な振る舞いをする「ロボコ」であった。このロボットが本当にOMなのかすら疑わしいのである。
紆余曲折を経てロボコを家族として迎え入れたボンド。彼の日常は、この型破りなメイドロボットによって、騒がしくも心躍る日々へと変わっていくのである。