ありす、宇宙までもの部屋

作品概要

あらすじ

幼い頃に両親を亡くし、バイリンガル教育を受けていたにもかかわらず、どちらの言語も不完全な「セミリンガル」状態に陥ってしまった中学生・朝日田ありす。学業に苦悩する彼女は、ある日、極めて高い知能を持つ少年・犬星類と出会う。
犬星の「俺が君を賢くする、つまりなんにでもなれる」という言葉に感銘を受けたありすは、宇宙飛行士になることを決意する。彼からの指導を受け、共に夢を追いかける中で、ありすは学ぶことの楽しさ、生きる喜びを取り戻していく。社会的な困難や自身の抱える課題と向き合いながら、ありすは仲間との絆を深め、やがて宇宙への大きな一歩を踏み出すことになる。